4月9日(金曜)から4月11日(土曜)の3日間、栃木県南部の渡良瀬遊水地周辺を会場に
2010日本ホンダグランプリ第1戦「渡良瀬バルーンレース2010」が開催されました。
満開の桜と天候にも恵まれ、イベント会場にはたくさんの観客が足を運びました。
今大会で熱気球ホンダグランプリの観客動員数の累計が2000万人を突破し
イベントは大盛況に終わりました。
わが社はBUMバルーンチームで参加し、パイロットは藤田雄大です。
4月9日 大会初日
#1FIN #2JDG
初日のタスクは2つ。藤岡のロンチサイトへのフライインと、北北東方向にあるNo226へのJDGでした。
離陸地はロンチから南西の板倉の田んぼ道でした。
ほとんどのチームが集まっていて、一斉離陸のようでした。
最初にTOTOの気球が飛び上がり、PAZもそれに続くようにして離陸。
FINではTOTOの動きを見ながら下の風に合わせようとするも南側に外れてしまい・・・
続くJDGは計測範囲が100m以内の道路上だけ。
下風に合わせることができず、グループBでした。
#3 FIN
午後のタスクはフライイン。ゴールはスカイフィールドが選ばれました。
明らかにサーマルが出ており、下の風は10分おきに変化していました。
地上風が北風に落ち着いた頃合で離陸するもやはりサーマルにやられてしまい採点エリアには入れず・・・
高層風の南風を利用したチームが数機マーカーを投下しました。
初日が終わって暫定TOPは茨城大学OBチームのSATOさんでした。
BUMバルーンチームは19位スタートです…(-" - )
4月10日
#4PDG #5FIN #6MDD #7FON #8FON
5タスク6マーカー。下風はふらふらした北東風、中間は北西風、上層で南風。
BUMは会場からほぼ真西の方角から離陸し、PDGは降下しながら真上を通過し1.8m。
会場へのFINとMDD(ミニマムディスタンスダブルドロップ)も直前で下の風に修正しどちらも高得点。
この後のFONでは下の風を使って南を攻めるチームと、上空の風を使って北東側を狙うチームとに別れていました。
BUMは南を選択。1つ目FONはゴルフコース脇のNo10で、2つ目はセンターの手前No17を選びました。
下風が変わる前にタスクをこなし、#8では1000ポイントを獲得!
5タスクで合計4862点という好成績を収めました。
午後は強風でキャンセルしたものの、ナイトグローの時間帯には風は納まり、桜と花火と熱気球の素晴らしいショーに、見に来られたお客様も満足していました。
2日目終わって暫定TOPはBUM!まさかの18人抜き☆
4月11日 最終日
#9PDG #10JDG
最終日は一斉離陸の2タスクです。
JDGはスカイフィールドに展開されました。渡良瀬一体を霧が覆っていて離陸時間が延期されましたが、AM7:00にグリーンフラッグが上がります。先頭組みが高度を上げていくもJDGには向かわなそう・・・?
その様子を見て、PDGをもっと南側に変更。今回のPDGは2つ宣言ができるようでした。
遅く飛んだのが功をなして、#9は31mで2番手。#10は全チームがグループBでした。
10タスク終わって、総合優勝はBUMバルーンチーム!!2位は地元小山からのエントリー、ハッスルバルーンチーム。
3位は同じく地元栃木市から寿バルーンチームでした。新生栃木市誕生記念大会に相応しく、栃木県勢がTOP3を独占する、素晴らしい結果となりました。優勝パイロットの藤田雄大も「県民として誇りに思う。」と喜びを露にしました。
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匿名希望 (木曜日, 29 4月 2010 03:33)
おめでとうございます。
2010年グランプリ初戦、すばらしい快挙ですね。
ゴルフの石川遼選手の活躍を見ると、明るい気持ちになるように、
雄大選手の活躍を聞くと、熱気球のイメージと重なって、
明るく広く、さわやかな気持ちになれます。
これから、日本に留まらず地球を舞台に、大きく活躍されることを、
期待しています。