2010年9月18日(土曜)から20日(月曜)までの3日間、三重県鈴鹿市にて
2010日本ホンダグランプリ第3戦「鈴鹿バルーンフェスティバル2010」が開催されました。
今年のグランプリの折り返し地点となる今大会では、晴天に恵まれ熱い戦いが繰り広げられました。
鈴鹿サーキットがメインになるこの大会では、3連休ということもあって、沢山の観客の方々に
足を運んで頂きました。
9月18日 初日
#1PDG #2HWZ #3JDG #4FON
初日の朝は、穏やかな北東風と北風が吹き、一斉離陸の元、
4タスクが行われました。時間と共に変化しやすくなっていた
地上風と、10km以上に及ぶ長距離フライト、時間との勝負が
このフライトの鍵となりました。
10km先の#3JDGへ向かう風が弱まる事を懸念して、BUMは早めの離陸を選択しました。
#1PDGは38cmの好投。JDGには1.5kmたどり着けなかったものの、最後のFONを制限時間終了30秒前に投下し、高ポイントを獲得しました。初日首位でスタートです。
午後は強風のため、競技飛行はキャンセルです。
9月19日
#5FIN #6HWZ #7FON
この日の風も変わりやすく、地上風は北東から、その上は西からの風が吹いているという状況でした。この風には大会側も悩まされ、フライト直前の補足ブリーフィングで一斉離陸からFINに変わるという、珍しい変更が下されました。
BUMはランチサイトから北北西の方角から離陸し、FINを10mで1000ポイント。HWZは鈴鹿市のPZを避け、FONを狙い易くするため、離れた位置で投下。FONを12mとし、首位をキープしました。
#8FIN
午後にも1タスクのフライトが行われました。
離陸時間直前で南風が北風に変わる、離陸場所の選定が難しいタスクになりました。
BUMは北側から離陸するも、1000m以上の風をうまく捕えられず、ターゲットから大きく離れてしまいました。
最終日を残して、2位です。
この日の夜には恒例イベントのバルーングローも行われました。サーキット内に一列に整列した熱気球たちが、炎と光のイルミネーションを演出し、たくさんのお客様の笑顔でスタンドが埋まりました。
9月20日 最終日
#9HWZ #10PDG
最終日は一斉離陸で2タスク行われました。地上と1000m以上の高層の風は西風、その間は北風という風のデータでしたが、離陸許可の合図の後に北風が弱まりました。そのためPDGのゴール選定が非常に難しいフライトとなりました。
BUMも選定に悩み、離陸可能時間終了の3分前に離陸。地上風も優位な方向に変化し、HWZもPDGもエリア内に投下することが出来ました。首位のチームが最終タスクを外し、BUMが見事逆転優勝を飾りました!!
海が近く着陸場所も少ないこのエリアには、苦手意識があったのですが、4回目の挑戦にして初めて優勝することが出来ました!今回も手伝ってくれたクルースタッフには感謝感謝です。
最終結果
鈴鹿バルーンフェスティバル2010
順位 | ゼッケン | 名前 | 出身 | 得点 |
1 |
#1 | Y. Fujita | Tochigi | 8069 |
2 | #12 | Y. Ueda | Saitama | 7693 |
3 | #11 | M. Kawaguchi | Saitama | 7352 |
4 | #8 | Y. Kodama | Tochigi | 7080 |
5 | #7 | R. Parry | England | 7070 |
6 | #16 | S. Akama | Kanagawa | 7000 |
2010ホンダグランプリ第3戦までの成績
順位 | 前回順位 | チーム名 | パイロット名 | ポイント |
1 | 2 | B.U.M B.T | Y. Fujita | 164 |
2 | 1 | Hustle B.T | Y. Kodama | 150 |
3 | 6 | HONDA HAB R.T | M. Kawaguchi | 132 |
4 | 4 | team LAPUTA | T. Sue | 131 |
5 | 3 | BG Kumosuke | S. Akama | 128 |
6 | 11 | Blue Wind B.T | Y. Ueda | 116 |
まだコメントはありません。