佐久バルーンフェスティバル2011、優勝!!

5月3日(火曜)から5日(木曜)の3日間、長野県佐久市にて、2011ホンダグランプリ第二戦「佐久バルーンフェスティバル2011」が開催されました。今大会は、震災復興支援イベントとしても開催され、会場では様々なチャリティイベントが行われました。観客動員数は3日間で30万人にもなり、例年にも増す、沢山の家族連れで賑わいました。

天候にも恵まれ、毎朝フライトが実施されました。

5月3日 初日


#1MDT #2ELB #3PDG #4HWZ

 

初日となる3日の午前中には4つのタスクが設定されました。第1タスクは佐久の名物とも言えるMDT(ミニマムディスタンス)です。会場から一斉に離陸した気球たちは20分以上の飛行をして、またこの会場に戻ってくるとういう競技で、熱気球が会場近くに漂ったり、密集飛行をしたりと、非常に見応えのあるタスクです。

 

BUMは先にタスク2と3をこなし、気まぐれな地上風にも助けられ、1,2,3タスクで、高得点をゲットしました。初日は2位でスタート、イギリスから参加のリチャード選手が1位です。

 

午後は風と雨のため競技飛行はキャンセルになりました。

夜にはウェルカムパーティが行われました。

5月4日 2日目


#5JDG #6FON

 

昨日の雨で発生した霧が晴れるのを待つため、競技が一時中断しましたが、7時過ぎに霧が晴れ競技再開です。中間の南風と上空の西風を使って、沢山の気球がJDGのターゲット近くまでは行きますが、時間と共にコロコロと方向を変える地上風に翻弄され、なかなかオンターゲットとは行きません。そんな中、脇本選手が1.34mの素晴らしいアプローチを見せてくれました。

 

BUMは43mと今一歩ターゲットに寄せる事が出来ず、JDGに時間を使いすぎてしまいFONのゴールへ行く風がなくなってしまいました。

2日目終わって暫定1位はB.U.Mですが、トップ10までの得点差が非常に僅差という白熱した展開となりました。

 

午後は強風でキャンセルになりましたが、会場では参加パイロットたちによるトークショーが行われました。また、この日の夜には28機によるナイトグローが行われ、会場はキャンドルと共に幻想的な雰囲気に包まれました。

5月5日 最終日


#7HWZ #8PDG

 

最終日は一斉離陸の2タスクです。#7HWZは会場から北東に1つ、南東側に1つ、ターゲットが展開されました。しかしこの日の風は非常に弱く、不安定でした。

 

BUMは南に2つ、北東方向に1つPDGのゴールを宣言し、離陸、低い風でじわじわと南に向かいましたが、途中でピタリと止まってしまいます。何度も会場まで戻されてしまいましたが、最後は雲すれすれの風でゆっくりと北東方向へ向かいます。制限時間一杯の141mの所でマーカーを投下、このタスク2番目の成績で、首位を守りました!

佐久大会初優勝!!チームとしては3度目の優勝となりました。

 

 

優勝賞金から10万円を義援金として寄付させて頂きました。

今大会では、チャリティーバザーや体験搭乗、パイロットやスタッフからの出品によるオークションなどが行われ、沢山の義援金が集まり被災地に贈られます。

 

私たちが熱気球を飛ばすことで、それを観てくださった方々が少しでも元気な気持ちになって頂けたら幸いです。被災地の1日も早い復興をお祈り申し上げます。

 

動画


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フォトギャラリー


 Photo thanks @Natsu                

最終結果


佐久バルーンフェスティバル2011

順位 ゼッケン 名前  出身  得点

1

1 Y.Fujita Tochigi 5798
2 18 M.Tsujii Shiga 5577
3 24 K.Ikeda Ohsaka 5407
4 14 R.Parry GBR 5218
5 26 O.Tominaga Saga 5202
6 15 F.Masaki Tochigi 5032

2011ホンダグランプリ

順位 チーム名 パイロット名  ポイント
1 BUM B.T Y. Fujita 44
2 Sushi&Sapporo R. Parry 43
3 AIRWALKIN' Co. M. Numata 42
4 Kyoto Flight Staff M. Tsujii 39
5 Blue Wind B.T M. Wakimoto 36
6 BG Kumosuke S. Akama 34