熱気球日本選手権 鈴鹿バルーンフェスティバル2011

2011年9月16日(金)~19日(月)の4日間、三重県鈴鹿市で熱気球日本選手権 鈴鹿バルーンフェスティバル2011が開催され、全国から38チームがエントリーしました。

しかし台風15号と16号の影響で、荒れた天候となってしましました。

9月16日 初日


 

雨のため1日キャンセルでした。

 

9月17日 二日目


 

二日目も雨でキャンセルです。

 

9月18日 三日目


#1PDG #2FIN

 

2つの台風に挟まれる形になった三重県では、津市の地方で風の穏やかなエリアが存在しました。鈴鹿市から約10km移動し、三日目でやっとフライトを行うことが出来ました。

どの気球も南東から吹く風に乗って、ゴールを目指しますが、非常に変わりやすい地上風の影響もあって、なかなかゴールの近くまで寄せる事ができません。

 

BUMの藤田はFINを外し、11位スタート。

佐久からエントリーの須江選手が初日トップです。

 

 

午後は強風でキャンセルです。

 

 

夜には、鈴鹿サーキットでバルーングローが行われ、たくさんのお客様で会場が盛り上がりました。

9月19日 最終日


#3FIN #4JDG #5FON #6,3DT

 

最終日は天候に恵まれ、4タスクが行われました。#4のJDGは会場にターゲットが設定され、お客様が熱気球を間近で見る事ができました。

各気球は会場の北西方向から離陸し、ゴールを目指します。3DTはゴールが設定されているのではなく、決められた空間をどれだけ長く(距離)飛行できるかを競うタスクです。

 

BUMは初日のミスを取り返すべく、FINはオンターゲットで30cm。続くJDGも7mで、連続1000ポイントを獲得し、怒涛の追い上げを見せ、2位まで駆け上がります。6タスクを巧くまとめ、優勝を手にしたのは、栃木から参加のベテラン、水上選手でした。

 

 

 

 

 

Photo Thanks @ TOMY

オフィシャルブログを担当されているTOMYさんから写真提供を頂きました。

http://blog.livedoor.jp/suzuka_balloon/

 

最終日の航跡

最初のふたつのタスクのアプローチに集中したかったので、3DTをJDGの後にすぐ入れるように設定しました。

そのため最初のFINは500ftまでの低い高度のみをを使って、高度を気にする事なく攻めることができ、JDGへ向かいながら、ある程度高層までの風を把握し、3DTのイメージを作っていきました。

 

しかしFINのあとにはあった北東へ向かう風がなくなり、予想以上に南に流されてしまいます。

4000ftぎりぎりまで上昇すると東に向かう風があり、軌道を修正できましたら、470mくらい3DTのエリアの外に飛び出してしまいました。

 

FONは降下のタイミングをミスし、外してしまい、その後は制限時間いっぱいまで3DTのエリアの中で距離を稼ぎました。

 

Task3 FIN  0.30m (1000点)

Task4 JDG 7.41m (1000点)

Task5 FON Non    (  668点)

Task6 3DT 5378m  (  766点)

最終結果


鈴鹿バルーンフェスティバル2011(日本選手権)

順位 ゼッケン 氏名  得点

1

4 T.Mizukami 5245
2 2 Y.Fujita 4894
3 6 H.Miyata 4573
4 1 K.Isakari 4485
5 19 S.Akama 4145
6 20 Y.Hirano 4089
7 3 M.Endo 4032
8 32 A.Tomomura 4019
9 28 T.Inoue 3850
10 15 T.Sue 3797

is Ultra Magic Balloons!!

 

2011日本ホンダグランプリ

順位 チーム パイロット  得点
1 B.U.M B.T Y.Fujita 84
2 TOTO B.T T.Mizukami 68
3 Sushi&Sapporo P.Gibbs 62
4 BG Kumosuke S.Akama 61
5 The Aero-Libertines K.Isakari 58
6 Blue Wind B.T Y.Ueda 56