Watarase Balloon Race 2011

ＡＭ：＃１ＪＤＧ　＃２ＦＯＮ　＃３ＦＯＮ

メイン会場の藤岡運動公園からの一斉離陸で、３タスクが行われました。地上から３００ｍまでの高さの風は東～北東風、上空は北西風が吹いていました。ＪＤＧへのアプローチは見られませんでしたが、ＦＯＮでは上田選手が６１ｃｍのオンターゲット、初日を１位でスタートしました。

～ＢＵＭ記～

ＪＤＧに寄りきる風はなかったので、上空１０００ｍくらいでなるべく近付ける様に飛行し、ロストマーカーを防ぐため低空でマーカーを投下しました。続くＦＯＮは下の風にうまく合わす事ができず、今一歩勢いに乗る事ができませんでした。

ＰＭ：＃４ＰＤＧ

午後も風が緩く、渡良瀬遊水地内にあるスカイフィールド渡良瀬からの一斉離陸で１タスクが行われました。ほとんどのチームがゴールＮｏ．００１を選択し、１２機が１０ｍ内にマーカーを落とすという激戦を制したのは、今年の日本選手権ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた井上選手でした。

～ＢＵＭ記～

先行を飛行していたＢＵＭは、下風が定まりきる前に上空からのアプローチで、７．２ｍ。時間と共に風向きがはっきりし出し、後から飛んできたチームが奇麗なアプローチを次々に披露しました。

ＡＭ：＃５ＰＤＧ　＃６ＸＤＤ　＃７ＦＩＮ　＃８ＦＯＮ　＃９ＦＯＮ

二日目は５タスク６マーカーの大勝負です。＃６ＸＤＤは決められたエリアの中に二つのマーカーを投下しその距離が遠ければ遠いほど得点が高くなります。北東から西の風が吹いていたため、各チームは渡良瀬の北側のエリアから離陸し、ターゲットを目指します。たくさんの気球が会場内へのアプローチを見せ、観客を沸かせました。この日大活躍したのは、児玉選手です。すべてのゴールでオンターゲットし１０００点を二つ獲得、一気に首位に躍り出ました。

～ＢＵＭ記～

＃６と＃７のアプローチ直前に下の風が変わってしまいエリアの端をかすめるように通過。続く二つのＦＯＮもアプローチ、マーカーの投下に精度を欠き、思う様に得点を伸ばす事が出来ませんでした。最終日を残して総合４位、首位との差は１１００点です。

ＰＭ：キャンセル

夜にはバルーングローが行われ、１５機の気球が参加しました。朧月と、音楽、花火が幻想的な雰囲気を演出しました。

ＡＭ：＃１０ＦＩＮ　＃１１ＧＢＭ　＃１２ＰＤＧ

最終日は早朝に小雨が降りましたが、６時には止み、３タスクが実施されました。この日も北からの風がメインとなり、どのチームも会場より北側から離陸し、ターゲットを目指します。しかし、途中で風が変わってしまい、ほとんどのチームが会場内に入ってくる事が出来ませんでした。そんな中、完璧なアプローチを見せたのが柿山選手、ＦＩＮ、ＧＢＭともに１０００点を獲得しました。ＰＤＧでは須江選手もオンターゲットを見せ、優勝の行方が最後まで分からない展開となりました。

～ＢＵＭ記～

風が変わるぎりぎり手前で、会場にアプローチすることが出来ましたが、ＧＢＭのマーカーを投げ損じ、エリア外。ＦＩＮは６５ｃｍで柿山選手とともに１０００点を獲得しました。

表彰式

接戦の結果、総合優勝は児玉選手でした!おめでとうございます!!

３位入賞したチームには、賞金と副賞が贈られました。

ＢＵＭは、３位との差は僅か１８点、トップとは２３６点まで追い上げましたが残念ながら４位に終わりました。

Photo Thanks@ Sakurai, Tomy, Rie, Natsu