2016年10月28日から11月6日まで10日間、佐賀県佐賀市で世界最大の熱気球競技会が開催されました。はじめの3日間はホンダグランプリ最終戦。後7日間は第22回熱気球世界選手権です。
日本グランプリ最終戦
DAY1 : Flight Cancel
DAY2 : #1PDG #2FIN
DAY3 : #3PDG #4JDG #5JDG #6JDG #7FON
今年のブリーフィング会場はお座敷。新鮮でした。
初日は雨。新しくできたバルーンミュージアム内のシュミレーターを使ってミニ競技会が開催されました。佐賀市から賞品も!
最終成績
8連覇のかかる今シーズンでしたが、悪天によりフライトが少なかったり、世界選手権への重圧か、精神的に良い状態ではなかったり、思うようにポイントを伸ばすことができませんでした。
残念ながら連覇ならず!
今年のグランプリを制したのは、オーストラリアから参加のチームスケイフでした。
順位 | チーム | パイロット | ポイント |
1 | Team Scaife | Matt S. | 197 |
2 | Yazuya BT | Yudai F. | 187 |
3 | Kikyuya RT | Takao M. | 165 |
4 | Iris & AeLibe | Satoshi U. | 148 |
5 | BT Ze'phyr | Shiro K. | 142 |
6 | Tobukusa | Yoshiro H. | 124 |
第22回 熱気球世界選手権
出場機体:105機 (31カ国)
フライト数:9フライト
タスク数:31タスク
キャンセル:4回
観客動員数:131万人
DAY1 : #1JDG #2JDG #3JDG #4FON
DAY2 : Cancel flight
DAY3 : #5PDG #6FIN #7JDG #8FON #9FON
DAY4 : #10PDG #11FIN #12HWZ #13FON / PM : #14PDG
DAY5 : #15PDG #16PDG #17JDG #18HWZ #19FON / PM : #20FIN
DAY6 : #21JDG #22MDT #23HWZ #24FON / PM : #25PDG #26HWZ
DAY7 : #27FIN #28JDG #29PDG #30JDG #31FON
前半の風は北成分が強く、経験したことのないパターンのフライトプランとなりました。後半からは北東風を使いながら、いつもの佐賀らしく、長距離フライトで競技が組まれました。いずれにしてもランダムに変わる風に、アプローチのタイミングがずらされ、飛んでいて非常にフラストレーションのたまるフライトとなりました。
地上風に合わせていけば裏切られ、地上風を無視して上から降下をかければ地上風に流され…
多くのパイロットがスコアを伸ばせない中、アメリカのレット・ハーチルただ1人が佐賀の風を捕えました。
メディア関連
世界選手権ということもあり、連日たくさんのメディア対応に追われました。
地方局での放送はもちろん、NHKやBS11といった全国放送の番組も年末にひかえております!
また、日本代表チームとして、各社様よりご協賛頂きました。
株式会社 やずや 様
デサント 様
日本通運 様
TERAL 様
誠にありがとうございます!
にゃん吉フォトギャラリー
FaceBookの友達より引用です。
Results
大会オフィシャルのリザルトウェブサイトはこちら。
7日間、31タスクを制し、世界一に輝いたのは、アメリカのレット選手でした!
2位と2000点以上の大差をつけての大勝。父ジョー選手と親子で世界選手権優勝の
偉業を成し遂げました。
やずやバルーンチームの藤田は11位。トップ10まで6点差でこぼれましたが、
世界タイトルの重圧と各方面からの期待を背負いながら、力を出し切りました。
来年からは、いつも通りの追いかけるスタンスで挑戦していき、2年後のオーストリアで
世界タイトルの奪還を目指します!
順位 |
パイロット |
国籍 |
得点 |
1 |
Rhett |
USA |
26160 |
2 |
Rimas |
LTU |
23907 |
3 |
Stefan |
SUI |
22609 |
4 |
Nicolas |
FRA |
22515 |
5 |
Hugi |
SUI |
22366 |
6 |
Dominic |
GBR |
22313 |
7 |
Sergey |
RUS |
22235 |
8 |
Masafumi |
JPN |
22148 |
9 |
Jorn |
USA |
21883 |
10 |
Rokas |
LTU |
21644 |
11 |
Yudai |
JPN |
21638 |