2019年4月5~7日の3日間、栃木県藤岡町で熱気球ホンダグランプリ第一戦「栃木市・渡良瀬バルーンレース」が開催されました。
桜の開花は大会開催を待っていたかのように咲きほころび、土手一面の菜の花とコラボし美しい限りでした。
この大会がデビュー戦となる愛らしいHana Hanaには、10年ぶりにGP参加となる歴戦のおやじパイロットが乗り込み奮闘しました。
Competition
4/6 AM #1JDG #2JDG #3FON #4LRN
PM Cancelled
4/7 AM Cancelled
PM Cancelled
4/8 AM #5PDG #6JDG #7JDG #8FON
Report
10年ぶりに本格的なシビアーな競技に参戦した。グランプリ戦の幕開け、栃木市渡良瀬バルーンレース3日間の戦い。
新しい気球HanaHanaは、さと子がデザインした花の気球。おやじには可愛すぎるが、春空にすこぶる映える。花が人の心をなごませるように、HanaHana気球を見ただけでちょっと幸せになった気がする。そんな愛らしい機体!
初日の4タスク、出だしは好調。JDG1つ目は、渡良瀬のよし焼き後の黒い大地に展開されたターゲット。
数機の気球が球皮同士を寄せ合い、押し合いへし合いながらターゲットへ突っ込むタイミングを計り、他の気球に邪魔されずオンラインに乗せる間合いを取る。久々の緊張感。他機にぶつからない様に上下を微妙にコントロールし、空いた隙間に一気に落とし入れる。降下を止めオンターゲットラインに乗せた。
グラビティー投下。マーカーは投げてはいけない。バスケットの縁から真下へ落とす。ターゲットのど真上を通過しても、マーカーが真ん中を射止められるとは限らない。落とす高さ、進むスピードによってマーカーは流される。マーカーが流されないようできるだけ低空でオンラインに乗せられるかが勝負の分かれ目だ。
2つともど真ん中ラインに乗せたが、わずかに落とすタイミングがずれて真ん中とはいかなかったが、どちらも高得点を獲得した。最初の2タスクでトップに出た。
2フライト8タスクの結果は11位。
今回、初挑戦となったロガータスクはひどい結果だった。
しかし、4回行われたJDG。ターゲットにマーカー投下するタスクは全て好成績で、この4タスクのみの合計ではトップの成績。4つ目のJDGは計測範囲に5機のみしか入らない難しいタスク設定だったがこれも997点とよくやった。
普段のフライトでは行わない高高度でのダイナミックなフライト。急降下、急上昇でターゲットへ寄せていく飛び、密集地帯での駆け引き等々、競技魂が沸き立つフライトを久方ぶりに堪能した。
気球競技って楽しい、素晴らしい、大好き!
Photos
Movie
Special Thanks @ Shino
Results
平成最後の大会:渡良瀬バルーンレースを制したのは、ノリに乗ってる藤田雄大選手でした!
2位佐藤将史、3位平野新郎選手と若手パイロットがTOP3を占めました。
次はゴールデンウィークに長野県佐久市で開催される、佐久バルーンフェスティバルです。
おやじパイロットたちが頑張るぞ~!
渡良瀬バルーンレース2019
- YUDAI F 7015P UM
- M SATO 5953P UM
- Y HIRANO 5945P UM
- T SUE 5875P UM
- H MIYATA 5555P UM
- S IMAMURA 5537P UM
- S TOMIZAWA 5500P UM
熱気球ホンダグランプリ第1戦
- SALTY DOGS SATO M 47P UM
- YAZUYA B.T YUDAI F 45P UM
- HONDA R.T S UEDA 42P
- TOBUKUSA Y HIRANO 40P UM
- T LAPUTA T SUE 39P UM
- K&W B.T S IMAMURA 38P UM
- BALCOM MASAHIKO F 35P UM